Archive for 5月, 2011

地鎮祭と上棟式

火曜日, 5月 24th, 2011

最近ではめっきりと少なくなった地鎮祭と上棟式ですが、この二つはどちらも、古くから行われてきた住宅を建てる際の重要な儀式でした。
地鎮祭とは住宅の建築だけでなく、土木工事の際も行われる儀式で、工事を始める前に土地の神を祭り、その工事の無事を祈念する儀式のことです。
地祭りや安全祈願祭ともいい、建て主やその親族、大工などが集まって神職に無事を祈ってもらいます。
また、上棟式とは通常棟上げ、建前などといい、住宅の骨組みができ、棟木をあげたときに行う儀式で、新築の家に災難がないように神に祈り、ここまで住宅を作り上げた大工を主客として祝うものです。
この上棟式では、地域によって様々な儀式や呼ばれ方をしています。
建物の上から餅や小銭などをまく儀式がよく行われ、この餅や小銭を拾うと縁起が良いとされています。
近隣の人が集まってきますので、当然、これから住む街の人々とのコミュニケーションをはかる一つのきっかけにもなります。
とはいえ、特に上棟式に関しては、あくまで「大工さんへのお礼のもてなし」という意味合いが強いので、
大工さんなどへのご祝儀や食べ物、飲み物、餅まき用の餅やお菓子、小銭その他にも神職を招いて正式に執り行う場合には、当然神職へのお礼もひつようとなってきます。
三重で注文住宅を建てた人に聞いてみると、その費用は少なく見積もっても10万円ほどにはなります。
ローコスト住宅の人気も高い昨今、執り行わない人が多くなっているのもうなずけます。
とはいえ、コミュニケーションや絆の大切さが叫ばれる時代の家づくりですから、こういった儀式にも価値を見出し、光が当てられるべきだろうと思います。

Copyright © 2017 住宅を建てる いろは. Search Engine Optimization by Star Nine. Distributed by Wordpress Themes